「銀行の先に豆腐屋さんがあります。叔母はそこを曲がったところで居酒屋をしています。よろしくお願いします。」
これから自己破産をするユージ君🤥が申し訳なさそうに頭を下げます。
自己破産をするには亡くなったお祖母さん名義のままになっている実家を売却しなければなりません。
ところが…!
相続の共有持分1/4であるサチコ叔母さんに同意してもらえず売却ができないのです。
元々の依頼は弁護士=ユージ君の破産管財人🙋からでした。
自己破産をすると破産管財人🙋によって財産を処分されます。
サチコ叔母さんは破産管財人🙋を拒絶し、ユージ君🤥を跳ねのけ、
ガンとして受け入れない姿勢です。
ここで最後の切り札、私ことジョーカー伊藤(⁉)が直接交渉に入ることになりました。
破産手続きの中に債権者集会というものがあります。
債権者集会は裁判所管理下のもと開催される集会です。(大雑把な説明でスミマセン💦)
今回の場合の主な出席者は裁判官、ユージ君🤥、破産管財人🙋、
そして破産を申し立てたユージ君の代理人弁護士😎(おーっとここで新しいキャラが笑)です。
先日の債権者集会で破産管財人🙋は代理人弁護士😎から
「この不動産は売れないので放棄し、早々に終わらせるのが合理的である」
との見解を受け残念そうでした。
破産管財人🙋が放棄した場合、このままの状態では破産できません。
代理人弁護士😎の意見はもっともです。
代理人弁護士😎の所属する法律事務所は老舗中の老舗、
ゆえにこの案件の結末は最初から見えて(見えて?決めて?)いたんです。
それって…可能性を封印したことにならないのか?
〝刻々と変化していく時代に乗り遅れて10年後も同じ手順を踏むのかい?それでいいのか~Oh Yeah~聞かせて~Ohくれよ~Rock ’n’Roll〟
(ギター弾きながら歌うジョーカー伊藤、もちろん即興)
かくして雑草魂に火が点いた私はお客さんを見つけ、意気揚々と手続きを進めることにしたのですが…。
サチコ叔母さんに同意して頂けない場合、結局は放棄するしかないのです。
今回の着地点はサチコ叔母さんを説得し不動産売却をすることではありません。
ここ仙台は東北唯一の政令指定都市で華やかな一方、昔から真面目で消極的な側面があります。
真面目で消極的≒保守的な部分に新たな風を吹き込むことは、ここ仙台で生まれ育った私の役目です。
仙台を、業界を衰退させない為に!
→私のこんな青臭いところが大企業に馴染めなかった所以です(笑)