私がここの病院を選んだ理由は自分のホーム内にあったからです。この辺りは幼い頃ダイハツフェローマックス(360cc…!)から見た車窓の面影をとどめていて、病院の前を通り過ぎ東へ約1.5㎞行った先には高山樗牛(たかやまちょぎゅう~明治時代の文芸評論家です~)が、かなわぬ恋に悩み瞑想にふけったと言われている松がそそり立つ小高い丘があります。長く通うかもしれない病院の場所がアウェイでは気持ちが負けてしまう気がしました。主人公は私!自分自身が主体になって治療に臨むことが大前提なので、まずは勝てる環境を整えるところからスタートしました。

診察室のドアをそろそろと静かに開けると「どーぞー」と取り敢えず軽やかなトーンで返事が返ってきました。主治医のドクターCは耳障りの良い声で迎えてくれたのですが、手元の書類に目を落としたまま私と目を合わせずスーッとパソコンに向かいます。(…そっかぁ。C先生は悪い話をするときはこんな感じなんだぁ。)目の前の若い主治医にどこで突っ込もうかと大人の余裕をかましながら次の言葉を待ちました。「結論からいうと×××(悪い結果、もう覚えてない)でした、でも最初に言っとくけど〇〇〇(大丈夫のようなニュアンス、ほぼ聞こえてない)だから」
ガクンッ! 私は崩れる余裕と体勢で膝の上に置いたカバンに無言で突っ伏してしまいました。死ぬかもしれない…怖いよりも前妻を病気で亡くした夫が可哀想で、思考回路が『無』状態になった私は暫く身体を起こすことができませんでした。それでも少しカバンの角に自分のおでこをクイクイ押しつけ遊んだ後(何故?^^;)、大きく深呼吸して顔を上げドクターCを見ました。
私が話を聞ける状態になったことを確認したドクターCは、私と目を合わせるようにかがんだ姿勢でしっかり説明してくれました。①標準治療で充分治療が可能なこと②ここでいう標準治療とは、全国の専門医がそれぞれ最も優れていると思われる治療法を集約したもの(いわば最高峰)であること③標準治療はすべて保険適用であること、こんな感じの内容だったと思います。
「これらを踏まえ、僕らはこの標準治療を強く奨めます!」
ドクターCの心強い言葉に完全ロックオンされた私は(~アナタニ命ヲ預ケマス~)この日、生命に係る最も重要なポイント を外さなかったのです。

それから1ヶ月後の4月13日、手術を受け悪いところをスパッと取り(憑き物が落ちたようで晴れ晴れー😃)私は翼の折れた女神改め〝翼をもいだ女神〟になりました✨でもこの手術は単なる通過点です。今後の治療方針はドクターCに自分の希望をもれなく伝え、やれることは残さず全てやる!と決めました。仮にわずかな確率で思いがけず早く死ぬことになっても後悔しません(どうしちゃったの~?笑)。信頼できる主治医と向き合い、手術を執刀してもらい、信じる道を今歩んでいる!

これ以上いったい何を望むというのかーーー!

(もう腹くくり過ぎて気が違っている😂)

…。これです。私が今まで駆け抜けてきた『常にやり切った』感…。これまで後悔したことがなく、常に今が一番幸せ!な生き方です(自称カリスマ義母の私は、この生き方こそ正義と思い込み息子に強要してしまい…一時期不登校になってしまいました。ごめんよ~😭)。これからもペース落とさず【お盆も休まず営業中】お問い合わせ、心よりお待ちしております!(←冗談抜きで買って~😭😭😭)