「いろいろご尽力いただいたのは承知の上で大変申し訳ないんですが…ウチではこの金額で任意売却を認めることは出来ません」
SK債権回収(仮名、以下同じ。)さんからの回答にガッカリとやっぱりが同時にやってきました。
裁判所の評価額と照らし合わせての判断です。
SK債権回収さんは私が独立して初めて任意売却を成立させた債権者様だったので勝手に相性が良いと思っていましたが…(^^ゞ
もっとも競売手続きが開始される前に決着を付けられなかったツケが回ってきただけ、
ほんとそれだけです。
でもどうする?
一瞬で気持ちを切り替え、残された時間で勝負を決めなければなりません。

ここでSK債権回収さんが競売を申し立てた後に裁判所が行う競売手続きの流れを再度確認✨
①競売開始決定→②差押・競売開始の登記→③裁判所が債権者などに対し債権の届出を催告→④現況調査、不動産鑑定士による不動産の評価→⑤現況調査の出来上がり+物件明細書作成、そして売却条件の明示(裁判所での物件の評価額が記載されています。この評価額をもとにSK債権回収さんは売却不可と判断したのです)
~この時点で競売手続きは半分まで来ました~

競売サイトの掲載まであと1ヶ月あります。
ここはインターネットで数多くの方にチェックされることなくビシッと売却を完了、そして競売を取下げたいところです。
が、今は競売手続きが始まってしまった案件については任意売却できる確率が下がってて…ここ最近は白旗あげまくりです^^;
何故か?理由は2つあります。
裁判所の評価額が高くなっていること(今回に限って言えば私が独立した時と比べて3割以上…!)、
もう一つは債権者様(今回で言うとSK債権回収さん)が簡単に任意売却を認めず

本来あるべき姿で対応している

ことです。…とうとう当たり前の日常が戻ってきました。
もうね、「任意売却」という概念が崩れていく音がしますよ(笑)

金融機関で働いていた頃、任意売却の仕組みを知った時は衝撃でした。
1999年にサービサー法が施行されてから任意売却という手法が可能になりましたが、借りたお金を全額返さないケースを認める…本当はこれってとても特別なことです。
原則、借りたお金は問答無用で返さなくてはいけないのです。
色々事情はあるでしょう。
でもそれは理由にならない、それがお金を借りるという重みなのです。
(私が常にお金の問題はお金でしか解決しない、と言っている所以です)
任意売却が専門です!という売り文句が使えなくなる日はそう遠くないでしょう。

大手不動産会社ができない(正しくはやらない)ステージで勝負をする、をコンセプトにしている当社は今後どこでどう戦えば良いのでしょうかーーーーー!

なーんて弱音はもちろん吐きません(^^)v
今は任意売却の「果て」を見る覚悟を決め
限界まで、限界まで諦めない~WOW WOW~♪
(注意:叫んでいるため分かりづらいですが決意表明、所信表明です)

~本日のオススメ書籍コーナー~※→突然イレギュラー過ぎない?笑
『置かれた場所で咲きなさい』著:渡辺和子は腑に落ちました。
本好きの皆様、オススメ書籍の情報も合わせてお待ちしております(#^^#)